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2022年12月08日 | 中溝店北斗七星と南斗六星

こんにちは中溝店です!

今年もあっという間に12月ですね
子供に比べて大人の時間の感じ方はおおよそ6倍だそうですよ!
知らないことが少なくなってくるのが原因のひとつだとか
そんな大人の皆さんに12月にまつわるお話をひとつ
知らなかった!を体験していただけたら嬉しいです!

皆さん星座占いはお好きですか?
12月生まれの方はいて座かやぎ座になります

いて座はギリシャ神話の登場人物ケイローンの天に召上った姿とされ、
ケイローンは野蛮で知られるケンタウロス族でありながら、
女神アルテミスから授けられた守護により、賢人であり医師でありそして優れた狩人でした


弓と上半身を構成する6つの明るい星の集まりは南斗六星と呼ばれ、
中国の道教では北斗七星は死を、対する南斗六星では生をつかさどるとされています

東晋時代の短編小説集捜神記ではこんなエピソードがあります


 

あるとき農家の子供が易者に長く生きられないと予言されてしまいます
慌てた両親が助言を求めると、易者は南にある桑の木の下で碁を打っている二人の仙人を
めいっぱいもてなしなさい、そうすれば死を回避出来ると予言します

言われた通り南へ送り出された子供は、持ってきた酒と肉で仙人達を一生懸命もてなします
北側に座る厳格な仙人は天の定めを軽んじるなとひどく怒りましたが、
南側に座る温和な仙人は笑って宥めると持っていた巻物に何かを書き足しました

すると子供の寿命はみるみる延び、90を超える長寿となったとさ


 

実は二人の仙人は北斗星君と南斗星君だったのです
生と死の陰陽をつかさどるこの二人が許可すれば人の寿命を延ばすことが出来ると言われており、
南斗星君が書き足した巻物は全ての人間の寿命が記してある寿命帳でした

捜神記は志怪小説と呼ばれ、4世紀に東晋の干宝という政治家が
見聞きした奇怪な体験を集めて著したものだそう
元は30巻あったそうですが現存するものは20巻だけというから残念ですね

以上いて座にまつわる南斗六星のお話でした!どうでしょう知ってましたか?
ちょっとでも皆さんの時間の流れが変わってくれたら嬉しいです!

さて皆さんが知らないかもしれないお話をもうひとつ

「POLAR」という人形をご存じですか?
この人形は1988年にHondaが開発した世界初の歩行者ダミー人形になります
自動車講習などの衝撃実験映像で見た事がある方もいらっしゃるかもしれません


万一の際、車が人体に与えるダメージを極力減らす為、
生体工学の研究者と車の技術者が徹底的に研究した結果、「POLAR」は生み出されました
現在活躍している「POLAR」は三代目「POLAR Ⅲ」です


Hondaの創業者である本田宗一郎は、事故を未然に防ぐ「積極安全」に力を注ぎました
若者がオートバイに乗ることを嫌がる人たちへ、
「乗らせないのではなく、事故をしないよう正しい乗り方を啓蒙しよう」と訴え、
こうした安全運転普及活動は今現在も世界に広がっています

この「積極安全」の考え方は事故の際に乗員を保護する衝突安全(パッシブセーフティ)、
事故を未然に防ぐことを目的とした予防安全(アクティブセーフティ)の技術へとつながり、
2003年には世界初となる「衝突軽減ブレーキ」の開発に至りました

Hondaの掲げるスローガン「Safety for Everyone」の「Everyone」は、
クルマに乗っている自分や同乗者だけでなく、歩行者や自転車など道路上すべての人を指します

すべての人が心から安心して、どこへでも自由に移動することが出来る社会の実現を目指し、
これからもHondaは安全技術の開発に取り組んでまいります!

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